絵本のイラストレーターになるには
絵本のイラストレーターになるためには、コンクールへの応募や出版社への持ち込みが一般的です。
すぐに絵本を出版したい時は、自費出版も考えてみましょう。
電子書籍で出版すると、紙での出版よりもコストを抑えられます。
コンクールは出版社が主催することが多く、インターネットなどで情報が公開されています。
常に情報は更新されていくため定期的なチェックが必要ですが、気になるコンクールがあれば、試してみるだけでも価値があります。
出版社への持ち込みでフィードバックをもらえることがあるため、積極的にチャレンジしてみましょう。
その際、応募形式などの規定や応募期日は必ず守るようにしましょう。
最初から成功するイラストレーターは、ほとんどいません。
実際多くのイラストレーターが他の仕事と兼業していています。
成功まで時間がかかるので、それに耐える忍耐力が必要です。
イラストレーターの勉強方法
絵本のイラストレーターになるためにスクールに通うのは効率的な方法の一つで、プロ目線から指導・添削をしてもらえます。
仕事情報も手に入れやすいため、余裕がある場合は検討してみましょう。
独学する場合は、まず絵本をたくさん読み分析してみましょう。
自分が面白いと思うポイントを参考にすると、自分の実力も上がります。
また、SNSやニュースなどで子どもたちに人気なものの情報を集めるとアイデア出しに役立ちます。
作品を作る時は、子ども目線に立って考えましょう。
また、絵本のイラストレーターは文章も一緒に作成するケースが多く、正しい日本語を使い、読みやすい文章を書く能力が必要となります。
絵本を音読し、読みやすさのポイントを掴みましょう。
オノマトペを使用すると、短く印象に残る文章を作成できます。
絵本のイラストレーターに資格は要りませんが、色彩やデジタルツールに関する資格を持っていると仕事の幅が広がります。
デジタルツールに関する資格は、PhotoshopやIllustratorなどが一般的です。
アナログ・デジタルの両方に対応できるイラストレーターは重宝されます。
コミュニティを活用した人脈の築き方
スクールに通っていると、出版社とのコネクションを持つことができます。
また、イラストレーターのコミュニティやワークショップへの参加も人脈を築きやすいです。
SNSなどオンラインで交流するのもよいでしょう。
人脈を築くためには積極的な行動が必要ですので、仕事を紹介してもらうためにも人との関わりを大切にしましょう。
絵本の出版にはプレゼン能力も重要です。
自分の作品について、どのような人に何を伝えたいのか言えるようにしておきましょう。
作品を持ち込む前に情報をまとめておくと、スムーズなプレゼンが可能です。
出版に至らなくても、フィードバックをもらい諦めずに修正を重ねていきましょう。