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全員にスポットライトが当たる『ハイキュー』

大人気漫画ハイキュー

漫画を好きな人であれば、読んだことはなくても聞いたことがある人が多いであろう漫画の一つがハイキューです。
ハイキューといえば、8年半に渡って週刊少年ジャンプで連載されてきました。

2012年から連載を開始し、8年半連載されてきたハイキューは多くの読者を魅力したかなり人気の漫画でした。
タイトルから分かるようにバレー漫画であり、そのバレーに必死に打ち込む学生たちの姿を描いた少年漫画です。

この作品が多くの読者を魅了したのにはいくつかの魅力があります。
連載は終了してしまいましたが、今からでも読むのは遅くありません。
ハイキューの世界にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか。

W主人公

ハイキューでは小柄な少年の日向翔陽と天才セッターである影山飛雄の2人のキャラクターが主人公になっており、この作品はW主人公でストーリーが展開していきます。
日向翔陽は小さな身体という不利を持ちながらもそれ以上の運動神経の良さや身体のバネを持っているキャラクターです。

しかしそれに対して影山飛雄はコートの王様と呼ばれるほどで、実際に日向翔陽が影山飛雄と試合をした際には敗れてしまいます。
日向は影山にリベンジをするために進学をしていくことになります。

実際に2人が同じ部活に入ると反発しあっていましたが、次第に協力したプレーだからこそ見せられる試合を展開していきます。
そんな2人の姿に青春を感じる人も多いでしょう。

みんなが主人公?

ハイキューの主人公は日向と影山の2人とされていますが、実際にハイキューを読んでみると、みんなが主人公のように感じてきてしまうのがこの作品の良いところでもあります。
基本的に物語というのは、主人公にスポットを当てて展開されていくというのが基本の流れです。

しかしハイキューでは最初の段階から主人公とされている2人だけではなく、2人の先輩や他行の生徒などほかの登場キャラクターにもスポットを当てて物語が進んでいきます。
そのためこの作品を見てみると、搭乗しているキャラクター全てが主人公のように感じられてくるという人も多いでしょう。

積み重ねの大切さ

ハイキューを読んでみると感じるのが、積み重ねることの大切さです。
一般的なスポーツ漫画といえば、主人公が努力して試合を勝ち進めていくという青春ストーリーが一般的です。

しかしハイキューの場合、ただ勝ちだけにスポットを当てるわけではありません。
部活動をしていくなかで、どうしても起こってしまう試合への敗北やそれによって感じる挫折など、青春には欠かせない要素もしっかりと描かれています。

試合に負けて努力を重ねて成長して勝つ、そして負けるというように積み重ねによって主人公たちが成長する姿が描かれていることで、より人の心を熱くさせてくれます。