イラストレーターの仕事の流れをご紹介
フリーターにもいろいろな仕事がありますが、私はイラストレーターとしてのお仕事をすこしばかり頂いていて、収入としています。
絵を描くことが大好きな人にとっては、イラストレーターというとあこがれの職業だったりもするのではないでしょうか。
制作会社に在籍してイラストレーターとして働くこともできますけれど、近年では私のようにフリーターとしてイラストのお仕事をする人が多いような気がします。
イラストレーターの仕事の流れは、どこから受注する場合でも基本的には大きく変わりません。
まずは依頼をもらうわけですが、名前が知られてきたり評判が良ければ、指名でお仕事を発注してもらえます。
そうなるまでの過程では、ポートフォリオを紹介しながら格安でお仕事を受注しながら経験を積むとか、デザイン会社で働きながらバイトとしてイラストレーターの活動もするという方法が多いです。
お仕事を受注したら、具体的な仕様を決めていきます。
打ち合わせをしながら決めるわけですけれど、できるだけ発注者の世界観を具体的にイメージできるよう、たくさんの作品に精通していてお客様の「あの作品のこんなキャラみたいな感じで」と言った指示にも素早く対応できる知識は必要です。
仕様を決めたら、いよいよ作品の制作に取り掛かります。
イラストレーターの場合、実際に作品を作って納品するまでの間に、何回かお客様にチェックを入れます。
方向性を確認してもらったほうがお客様の満足度は高くなりますし、修正する場所は早い段階で修正しなければいけないからです。
作品がすべて完成してから修正と言われると、作品をほぼすべて作り直しとなってしまいます。
そうならないためには、ラフと呼ばれるサンプルを作った段階でお客様に見てもらい、修正してOKをもらってからさらに細部を描き込んでいきます。
近年では、ほとんどのイラストはPhotoshopなどを使ってパソコン上で描くことが多いです。
私もそうしていますし、イラストレーターのパソコンにはかなり高い確率でPhotoshopがインストールされています。
絵柄の指定とは?
イラストレーターに制作を発注するお客様は、ほとんどの場合頭の中にこんな感じのイラストが欲しいというイメージがあります。
それをどこまで具体的に理解できるかが、イラストレーターに与えられた使命だと思います。
例えばお客様の中には、すべて私にお任せという発注方法もあれば、絵柄を指定する人もいます。
絵柄を指定するお客様は割と御具体的なリクエストをすることが多く、例えば「あの作品の〇〇ちゃんみたいな、元気な女の子を書いて欲しい」などの指定があります。
その場合には、打ち合わせの前の段階でイメージに近いイラストや写真を見せてもらえるようにお願いしています。
そうすることで、発注者のイメージに近いイラストを制作しやすくなるからです。